Social Impact Day 2025
Session
Session 5
2025.5.15 Thu 14:00-15:00
日本語・英語
共催:

システムチェンジを「捉える」には
システムチェンジを実現するには、私たちは何をどのように測定し、学習していけばいいのか?
この問いに向き合うためには、世界の先進事例探しをするだけではなく、それぞれの国・地域の「文脈」に根ざした探索と実行が求められます。
本セッションでは「システムチェンジにおけるインパクト測定とマネジメント(IMM)」をテーマに、日本でシステムチェンジ投資の実践・研究に取り組むSIIFのファシリテートのもと、世界の知見を手がかりにしながら現場で実践に取り組むソート・リーダーが集い、システムチェンジを「捉える」ヒントを探ります。
システムレベルのインパクト測定と学習の考え方とやり方を考え、日本におけるシステムチェンジ(投資)の未来を一緒に洞察する機会として、ぜひご参加ください。
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Speaker
Namhee Yun 氏
Director, Impact Square
韓国でインパクト企業のアクセラレーションとインパクト投資を推進するImpact Squareのディレクターであり、リサーチ部門「Impactology」のインパクト測定・評価事業を統括。 インパクト測定・評価に関して10年以上の実務経験を有し、研究と実践をつなぎ、企業のインパクトパフォーマンス向上支援を通して韓国のインパクトエコシステムづくりを担う。多数の非営利組織や財団のインパクト測定コンサルティングに携わり、韓国政府のインパクト測定フレームワーク開発をリードした。現在は、GoogleとAVPNによるAI for Impact Initiativeのインパクト評価にも携わる。コロンビア大学修士(気候変動と公共政策)、ペンシルベニア大学修士(ソーシャルワーク)、ソウル国立大学修士(社会福祉)。
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Speaker
Yu-Shan Chiu 氏
Director of Consulting at TSIC
ソーシャルインパクト・コンサルティング企業のTSICのコンサルティング・ディレクター。ソーシャルインパクトおよび評価に関して、エクイティ(公正)の視点を取り入れた評価、参加型評価を中心に豊富な知見・経験を有し、システミック・エクイティ(社会構造における公正)、経済エンパワーメント、芸術と文化などをテーマに50件以上のインパクト評価・学習プロジェクトをリード。 欧州・アジア各地のクライアントと協働し、ブリティッシュ・カウンシル、Comic Relief、EMpower、data.org、Trust for Londonなどの財団、フィランソロピスト、インパクト投資家、国際開発機関とのプロジェクトマネジメントに従事している。 台湾出身、ロンドン在住。複数の非営利団体や資金提供者ネットワーク等のボードメンバー、アドバイザーとしても積極的に活動している。
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Moderator
川端 元維 氏 Motoi Kawabata
一般財団法人社会変革推進財団 インパクト・エコノミー・ラボ インパクト・カタリスト
自動車業界、教育業界、アメリカのNPOで事業開発や海外営業・マーケティングや事業開発の経験を積んだ後、2015年に「人・組織・社会の変容デザイン事務所 innovate with」を設立。海外の財団や投資家と日本の社会起業家をつなぎ、インパクト戦略策定・実行支援・評価を行いつつ、日本各地の起業家精神を育むエコシステムづくりに携わる。2023年、世界の社会変革の知見と日本の現場をつなぐためにSIIF インパクト・エコノミー・ラボに参画し、システムチェンジ投資とカタリティック・キャピタルに関するグローバル・リサーチや日本での実証支援等を担う。イギリスのロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)にてソーシャルビジネスとアントレプレナーシップの修士号を取得(Award of Distinction)。大阪に暮らし、世界と働く2児の父。